大吟醸を造るに適した、最高級酒造好適米・山田錦を使いはじめて30数年。
当時、県内において大吟醸を造っている酒蔵は少なく、山田錦を入手するのは困難(価格も通常値の倍)でした。
しかし、「この米なくして旨い酒は造れない」と、独自のルートにて取引をスタートしました。
正式な仕入れができるようになった現在もその一俵単価は高く、「失敗は許されない」とされています。
このような貴重な原料をあえて使用し、「味と香りの素晴らしさ」にこだわりを持っています。
また、酒造りに欠かせない水には、名水100選の指定を受けた「お清水(おしょうず)」と呼ばれる水を使用。
大野市には地下水の湧き出る所が多数あり、この水を30m以上の深さより汲み上げ仕込みに用いています。